こんにちは。
2月18日の講習会が終了しました。
1月21日開催の
と、今回開催の
の、2部構成で “自律神経” について講習がありました。
両方に参加しましたのでその感想を・・・。
(余談ですが、第39回から壁にスライドを映してのちょっと現代的(?)な 講習会になってます。)
私も昔から “自律神経” には興味があったので、
でもどこから勉強してよいのかわからず
そのままにしていました。
先生によると、“とても壮大な範囲なので一時間でまとめるのは神業…‼”とのこと。
それで二回に分けたのか。
それでは第一回目の講習会から感想です。
先ずは一般的な “自律神経” の話がありました。
まあ うちの先生が「普通の話」で終わるはずはなく・・・、
ささっと済まして、次からが本題です。
「東洋医学からみた “自律神経”」について、先生独自の考えを披露してくれました。
以下、「受け売り」です・・・(;^_^A 。
東洋医学には “経絡(けいらく)” という “気“ の流れがあって、その中の ”肝“ ”胆“ ”腎“ の3つで、副交感神経 と 交感神経 の働きを調整しているのだそうです。
”肝“ ”腎“ も それぞれ後に ”臓“ が付いていないのがミソで、肝臓・腎臓だけを指しているのではありません。
同じく “胆” も 胆のう だけを指しているのではありません。
逆に 肝臓・胆のう・腎臓 も、それぞれ 経絡の ”肝“ ”胆“ ”腎“ だけに属しているのではなくて別の経絡にも属するという何ともよくわからない仕組み。
でも私たち東洋医学初心者はまず今回は、「”肝“ ”腎“ を理解してみよう。」といわれました。
そう、“大事なもの” を表す言葉 “肝腎” です。
昨年(12月28日の分)のブログで “味” についての説明がありましたが、その中にも
“酸味” (収斂作用) =“肝”
“鹹味” (軟化作用) =“腎”
として出てきています。
“肝” は “心” と協力して全身を流れている血液の量(血流量)を調節し、また、“肺” と協力して “気” の働きを調節します。(ここのところは、またの講習会で詳しく解説するそうです。)
また、精神活動 も担当しています。
こちらからチェック!!
これはまさに副交感神経の作用、
また、
“腎” は、“肺” と協力して呼吸を調整したり、生命エネルギーの活動を支えたり、水液のボリュームを調整したり、ここだけ見れば交感神経の作用。
そしてここから、自律神経の指令場所 「腸」と「脳」の話へと流れてゆきました。
「腸―脳相関」は私でも聞いたことのあるお話で、“腸と脳が対話している” というロマンチックな理論。
なんか自分のお腹をさすって “頑張れ‼”ていいたくなりました。
そして第二弾、
一見すれば、全く関係のないような “頻尿” と “便秘” 、
この二つを 自律神経 (特に “交感神経”) の立場から関連付けて説明してくださいました。
とにかく話がいろいろなところに飛んで、“収集つくのかしら?” と心配になるほどたくさんの情報量、
そして、参加しないとわからないスピード感。
全部は吸収できなかったけど、“冷え” については実感として分かりました。
実は私も “冷え性” なので…。
そして自律神経訓練法として、いつも先生が言っている「腹式呼吸」を練習してひとまず幕を下ろしました。
こちらからチェック!!
ブログで全部を報告しきれないもどかしさをどう表現したらよいか。
とにかく、参加して体感してみてください。
次回の、
“第41回「 健康と美容のための講習会 」”は、3週間後の
3月11日(土曜日) 15時~ 「“不眠”について (仮題)」
を予定しています。
ホームページと院内の掲示板でご連絡しますので時々眺めてみてください。
当院に受診中でなくてもどなたでも、興味のある方は参加できます。
(定員がありますので、先ずはお電話でご確認ください。)
講習会の開催に伴い、
土曜日の診察受付を12時まで(当日の状況により多少の変更あり)といたします。
受診予定の方はお早めにお越しください。