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3月11日の講習会が終了しました。

こんにちは。

院長の平田です。

3月11日に講習会を開催させていただきました。

 

 

 

今回のテーマも “自律神経” との関係が強く、39回・40回に続いて “自律神経” 第三弾という事になるのでしょうか。

例によって、基礎知識 より入りました。

いつも膨大なテーマを選んでしまって後悔するのですが、今回も同様。

まず「睡眠障害」の分類と「睡眠が必要な理由(わけ)」を勉強しました。

“不眠” が引き起こす “体の不調” の怖さの再認識です。

そして、一度は聞いたことがある “レム睡眠” と “ノンレム睡眠 という単語。

睡眠は “量” より “質” ‼

睡眠の “質” を高める “ノンレム睡眠” の重要性の説明の後、

寝入りばな最初の “黄金の90分” を手に入れる為の極意を確認しました。

息抜きに、睡眠うんちくを披露した後、いつものように “東洋医学” からみた “睡眠と不眠” についての説明にうつります。

予備知識として知っておきたいのが “サーカディアンリズム” という単語です。

サーカディアンリズム”とはいわゆる “体内時計” によってコントロールされる “生体リズム” です。

体内時計” がコントロールするリズムには、年単位、月単位、一日(24時間)単位、分単位、秒単位と多種に及びますが、人体の様々な生理機能と最もかかわりが深いのが 一日(24時間)単位 の“サーカディアンリズム”です。

睡眠は、“サーカディアンリズム” に合わせて変わる「体温」や「ホルモン分泌」 の影響を受けるとともに,「自律神経」による“恒常性” によってもコントロールされています。

一方、東洋医学にも “子午流注 (しごるちゅう)” という、

一日24時間に “臓腑” を割り当てる考え方があります。

 

皆さん 一度は目にしたことがある “これ” です。

 

(. この図は午前零時と午後12時が上下逆です。)

それぞれの時間に該当する臓器を休ませることで

健康をたもつことができます。

(例 “肝” は午前1時~3時に該当する故、深酒をしてしまうと肝臓を休ませることができないで肝臓を傷めてしまう、という事。)

この表はよくできていてほかにも学ぶことがたくさんあり、参加された皆様は熱心に勉強していました。

あと、今回着目したのが 「体温」です。

先に出てきた、寝入りばな最初の “黄金の90分”とも関係があるのですが、ヒトは “深部体温” が下がると眠くなるのです。

“深部体温” と “皮膚温” の関係を学んだあと、“深部体温” のコントロール法について話し合いました。

 

 

いつも、講習会を開催するにあたって予習をするのですが今回は特に面白かったです。

次回の、講習会は、3週間後の、

4月1日(土曜日) 15時~

 

 

 

を予定しています。

またまた、収集つきそうにないテーマ‼

多分、複数回に分けると思います。

ホームページと院内の掲示板でご連絡しますので時々眺めてみてください。

当院に受診中でなくてもどなたでも、興味のある方は参加できます。

(定員がありますので、先ずはお電話でご確認ください。)

講習会の開催に伴い、

土曜日の診察受付を12時まで(当日の状況により多少の変更あり)といたします。

受診予定の方はお早めにお越しください。

失礼します。