このところの大雨、皆さまはご無事でしたでしょうか?
被災された方へ何とお声掛けしたらよいのかわかりませんが、くれぐれもお体には気を付けてください。
7月7日の七夕さまもあいにくの雨で、年に一度の彦星様と織姫様の逢瀬も障害物だらけ…。
皆さま、「五節句」ってご存じですか?
1月7日の人日(じんじつ)
3月3日の上巳(じょうし)
5月5日の端午(たんご)
7月7日の七夕(しちせき)
9月9日の重陽(ちょうよう)
をまとめとそう呼ぶのだそうです。
節句の月日が和暦のゾロ目に設定されていますよね。
東洋医学の陰陽五行思想では、奇数=陽、偶数=陰と考えます。
陽数が重なる日は“陽×陽=陰”として嫌われたので、神様にお供え物をして“邪”をお祓いするようになったそうです。
それが“節供”=“節句”となりました。
東洋医学(古来の中国の)思想と日本古来の思想が癒合したものとなっています。
奇しくも、その厄除けの日に大きな災害が起こってしまいました。
改めてお供え物をして、今後一年 これ以上の災害が発生しないことを祈りたいと思います。