久々の更新です。
「マスクの下は口呼吸?鼻呼吸?」マスク習慣で口呼吸倍増 健康、美容に悪影響
という記事を熊本日日新聞で見かけました。
以下、一部抜粋。
新型コロナウイルスの感染防止対策に欠かせなくなったマスクだが、熊日の「SNSこちら編集局」(S編)に「マスクの下で口呼吸が増えているようだ」との気になる声が寄せられた。
健康にも美容にも良くないらしいが、慣れない息苦しさから、つい口呼吸になりがちかも。
S編の公式LINE登録者にアンケートを実施したところ、マスクを着用すると口呼吸の人が倍増することが分かった。
S編に声を寄せたのは、合志市で嗅覚研究所を主宰する医学博士の山川知美さん(44)。
「マスクの着用で口呼吸が習慣化するのが心配。口呼吸はごみや細菌を取り除く鼻のフィルター機能が働かない上、嗅覚が低下すれば認知症にもつながる。口を閉じないことで口周りの筋力が低下し、美容にも悪い」と指摘する。
「もともと夏にマスクをすることはなかったので、気温が上がると、息苦しさからさらに口呼吸が増える可能性がある。
口呼吸が習慣化すれば、秋以降に風邪やインフルエンザにも感染しやすくなる」と山川さん。
マスクの下でガムをかむと鼻呼吸になりやすいという。
どうしても口呼吸になってしまう場合は、マスクを外した時に鼻でしっかり深呼吸するだけでも、鼻呼吸を意識する習慣が身に付くそうだ。
またアロマスプレーでマスクにペパーミントやユーカリの香りを付けると、鼻呼吸を意識しやすく、清涼感も得られるとアドバイスしている。
以上、熊本日日新聞より。
とてもよく口呼吸のデメリットを言い表していると思います。
当院のブログでも以前に(2019.12.03)鼻呼吸の重要性について書いています。
そして前回では書ききれなかったこと。
腹式呼吸の併用(2019.10.15ブログ)により肺機能の強化が期待されます‼
横隔膜を動かすことによってリンパ液の還流量を増やすこと。
体力強化。抵抗力強化。
これって、今話題の“〇滅の刃”の全集中の呼吸⁉(炭治郎は口呼吸だったけど…)
とにかく、“常駐” よろしく。
追伸
日本東洋医学会が、東北大病院漢方内科の高山真・准教授の先導のもと、新型コロナウイルス感染症やその疑いのある患者に対しての、漢方薬の効果の調査・研究を開始しました。
数千年の昔から人類は幾多の感染症と戦ってきました。
その結晶ともいえるのが漢方なのです。
古典の“傷寒論”にはそのことが詳しく記載されています。
期待大です‼
私の尊敬する加藤直哉先生の言葉、
「日本人は歴史的に数々の危機を乗り越えてきました。
たくさんの命を何度も奪ってきた地震、津波を何度も経験してきました。
台風で、何度畑を流されても、歯を食いしばり、助け合い、現在に命を紡ぎました。
第二次世界大戦では、壊滅的に破壊された焦土から、アジア一の繁栄を築き上げました。
私たち日本人は、土地柄、非常に厳しい自然災害(台風、大波、地震、津波、火山爆発)の国であり、それを乗り越えてきた歴史から、困難に強い遺伝子が体にも心にも刻まれているといわれます。
私たち日本人は、世界中のどの国よりも、このコロナ禍を乗り越えられる遺伝子を有しているのです。」
この言葉を思い起こして自分を奮い立たせたいと思います。