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マスクについて

インフルエンザの季節になってまいりました。        
マスクを着けているひとを多く見かけるようになるのもこの季節です。
誰でも、“インフルエンザになんか感染したくない‼”と思うのは当たり前で、感染予防のためだとは思うのですが、マスクの付け方がちょっと気になったので一言。

顔全体の1/2以上を覆って、鼻も口も外気に直接触れないように装着している方がほとんどですが、この装着方法は、もともと医療従事者が、現場で患者様の突然の出血や嘔吐を直接浴びることがないようにおこなっている装着方法で、テレビなんかの影響も強いと思います。

でも、この装着方法だとマスクの下では口が開いてしまって口呼吸になりがちです。

正しい呼吸方法は、鼻から吸って口から吐きだす鼻呼吸です。
鼻呼吸ではそう簡単にインフルエンザに感染しません。
(鼻の奥には鼻毛のほかに複雑な粘膜のひだを伴う感染予防システムがあります。
さらにその奥には扁桃組織も。
血流も豊富で、冷たい空気を吸っても即座に温めて直接、肺にはいりません。加湿もO.Kです。)
この機会に、先にブログにアップした「腹式呼吸」と合わせて、呼吸方法を見直してみませんか。


私が推奨するマスクの装着方法は、口だけを覆い、鼻は出しておくといったものです。(上図)
咳・くしゃみをした時のエチケットは守れます。
ただし、鼻が詰まって鼻呼吸がしにくい時は、口呼吸が必要なので、その時は加湿と冷気の加温を兼ねて、鼻・口全体をマスクで覆いましょう。

なんにしても病気にならないことが一番ですね。
それでは失礼します。