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11月14日の講習会が終了しました。

11月14日() 29回「健康と美容の講習会」 ~上手なからだ使い方

について。

 

 今回は、今までの食べ物の話から一転、「体の使い方」がテーマでした。

最近よく、“サルコペニア”とか“フレイル”といった言葉を耳にしますが、何のことかよくわかりません。

そこでちょっと“ググって”みました。

サルコペニアは「加齢による筋肉量の減少」、

フレイルは「虚弱」を意味し、

超高齢社会の中、健康寿命を延ばすために注目されている言葉だそうです。

もっと詳しく言うと、サルコペニアが筋肉量の減少に主眼を置き、フレイルはさらに体重減少、倦怠感や活動度の低下などにも注目していて、サルコペニア(筋力の低下)がフレイル(虚弱状態)に繋がるなど、ふたつの状態はお互いに関連し合っているそうです。
どちらも原因として、加齢栄養不足身体活動量の低下さまざまな疾患の合併などがあります。

対策として、

①バランスの良い食事をしっかり摂取すること。(筋肉の素となる栄養素であるたんぱく質やアミノ酸を積極的に摂取する。)

②適切な運動を行う。(これが今回のテーマ‼)

予備知識はここまで。

本題です。

今回のキーワードは“重力”‼

重力”に抗らう力(筋肉)を養う努力を惜しまないこと。

そして、その方法を身につけること。

呼吸・循環・消化って別々に考えていたけど全部重力と関係があるんですね‼

腹式呼吸」の重要性を習った後プリントをもらって練習しました。

次に人の体がもつ癖を勉強して、前後左右のバランスのとり方のコツを習得。

これって全部“免疫力強化”につながるのだそうです。

ところで“免疫”っていう単語、持つ意味が広すぎるからこの際ここで変えてしまおう。

健康維持力” or 若さ維持力” ではどうですか?

皆さんもいい言葉が浮かんだら教えてください‼

最後に皆さんの“健康維持力”を測って終了。

これは、スパイラル・テーピング療法が、東洋医学を主体にあみだした画期的な方法で、個人個人の「今、からだが、(ストレス)刺激に対してどのように反応・維持しているか。」を測定し、結果より、今からの食事の仕方や生活習慣の見直し方を指導してゆくものです。

当然、副作用がないので安心して実行できます。

そして、効果が期待できるいい方法です。

当院の治療法の一つとして採用しています。

長くなりましたが、運動(単に“歩く”だけでOK)時の吸気と呼気の調整、及び腹式呼吸の実践がサルコペニア”と“フレイル”の予防に役立つということです。

次回の講習会は残念ながら“未定”となります。

“コロナ”に加えて“インフルエンザ”の流行が危惧されている今、不用意な催事は控えたほうが良いという当院の判断です。

今後どのようになってゆくかは不透明ですが、慎重に推移を見守り皆様の健康に影響が出ないと判断したら再開したいと思います。

より一層面白い講習会が催せるように、その時までいっぱいお話のテーマを温めておきますね。

よろしくお願いいたします。