こんにちは。
7月31日(土) 第32回「健康と美容の講習会」 ●食べ物の味の話●
終了しました。
新型コロナ感染症の蔓延で開催が不定期となってどうも調子が出ない…。ってことはありません‼
今回も今まで以上に有用な情報を盛り込んで楽しく開催しました。
事前に皆様にお知らせしたテーマは、
~●メタボリック症候群●~でしたが、前回の講習会の最後に
約束した、「”食べ物の味の話“をしましょう。」を思い出して
急きょ資料を作成。
内容盛りだくさん、資料のお土産盛りだくさんとなりました。
(このブログに全部の資料は載せていません。)
食べ物の概念に“五味” “五性”というものがある事を御存じですか?
“読んで字のごとし” 五味は食べ物の味、五性は食べ物の性質です。
“五”とは、中国の古代の考え方に五行説というのがあって、世の中の森羅万象を
五つの要素に分けて考え様とした概念です。
(この他にも、感情・人体のパーツ・色・季節・・・などいろいろなものを五つに分類して
それぞれに意味を持たせています。詳しくは、“五行色体表”で調べてみて下さい。)
“五味”は味だからまあ分かるとして、“五性”って? 食べ物の性質とは?
これはその食べ物が、からだを温めるか冷やすかの程度別に「熱」「温」「平」「涼」「寒」に
分けたものの事を言います。
“五味” “五性”はどんな時に意識するといい?のでしょう。
まず、“五味”。
五味は東洋医学の“五臓(これも五行の概念)”=肝・心・脾・肺・腎に対応しており、病んだ“〇臓”を
癒したいときに食すといいのです。
“五性”。
これは、からだの寒熱のバランスを考え、どちらかに偏らないように食べ物を選ぶためです。
最近の猛暑時に冷たいものばかり口にするとか、エアコンが効きすぎたりすると体を壊します。
そんな時は“涼”の性質を持つ苦味 (夏にはゴーヤが
ありますよね。)を食し、冷えすぎないように
干しエビ・ネギ・ニラ・ショウガ・梅干しなどを
そうめんと一緒に薬味としていただきますよね。
冷えたからだは抵抗力が落ちます。
ここまで話すとなんだか難しいような気がしますが、講習会ではこれをわかりやすく
お話しさせてもらったので好評でした。(と思いたい…。)
体調がすぐれない時に“五味”と“五性”を同時に考えて食事をとれば回復が早くなること請け合いです。
ちなみに、これらをすべて満たした食事が、世界に誇る “日本食”。
日本に生まれてよかった!
8月28日土曜日に
第33回「健康と美容の講習会」を予定していましたが、
緊急事態宣言発令の為、延期とさせていただきます。
次回の予定は未定です。またお知らせいたします。
楽しみにお待ちくださいませ。